中央そして地方の「両方を知る」機会を得る


自治省に入省
就職先を選ぶ時期が来た時、延岡の出身者として、 「地方が栄えてこそ、日本が栄える」 「日本が栄えるためには、それぞれの地方が栄えなければ、栄えたことにならない」 という信念をずっと持っていましたので、そんな仕事ができる職に就きたいと考え、自治省(注:現在の総務省)に就職しました。   以来26年間、地方の発展に関する様々な法律を作ったり、様々な制度を作るといった経験をさせて頂きました。   そして時々、地方自治体の現場にも行かせて頂き、自分達が作ってきた制度を使って地域振興の実践も行う。実践を行うことで、東京の霞が関、永田町で考えられた制度がいかに地方の実態に合わないか、それがわかる。 そしてまた東京に戻って自ら制度を変える。直す。或いはまた新しい制度を作る。そのような仕事ができる。そういう点で、自治省に就職してよかったと思う場面が何度もありました。   しかし時を経るごとに、段々地方の現場の声と東京の政治の実態が合わなくなってきている。合わなくなってきているのに東京で仕事しなければならない。そういう「公務員としての仕事の限界」も感じました。