世の中のために立ちたい・・・・10歳の少年の「原点」


10歳にして政治を志す
私は工業都市延岡で育ちましたが、今思いますと10歳の時に起きた出来事により、今の「政治を志す原点」が出来ました。   1つは、オイルショックでした。 オイルショックは、 「父の勤める会社(注:旭化成)が倒産する!?」 という危機的状況でした。 私の家の前の広場で、多くの人達が鉢巻をして座り込み、ストライキをやる。その皆様方の深刻な表情が、今も脳裏に焼き付いています。   そしてまた丁度同じ頃、水俣病に端を発する公害問題が、延岡でも大きな問題となりました。 元々チッソという会社と旭化成が同じ会社だということもあり、 「排水に有機水銀が入っているのではないか?」 と。 特に私の父が工場長を務める薬品工場が、排出元ではないかと疑われていました。   オイルショックに関し、会社の方々が連日我が家を訪問。また公害問題に関しては地域の方々が来られ、父と話していました。 今までのお客様方とは異なる、言い争いになるシーンにおいて、父が小突かれたり叩かれたりする様子を見ました。   子供にとって、父親というのは大きな存在です。その大きな存在が他人によって小突かれたり叩かれたりし、しかし何の抵抗もしない。子供ということで意味はわからないながらも、大変なショックを受けました。    
自分も世の中のために立ちたい
そういう状況の中で、 「自分も世の中のために立ちたい」 「みんなが平和で安心して暮らせるような、そんな世の中にするために、自分も役に立たんといかん」 と思うようになりました。   その気持ちは、今も何ら変わっていません。