平成31年度(令和元年度) 施政方針に関する行政報告



 九州中央自動車道の整備につきましては、先般、高千穂日之影道路「日之影深角IC~平底交差点間」の令和3年内の開通が発表されるなどの進捗も見られるところですが、引き続き、官民が力を合わせ、事業中区間の早期完成や未事業化区間の早期事業化を関係機関に対し強く働きかけるとともに、東九州自動車道の4車線化を求める提言活動も強力に行ってまいります。

 また、一般道路につきましては、今年度、大貫14号線、北方町下鹿川地区の八幡森平の内線道路改良、無鹿町と二ツ島町を結ぶ友内橋の架け替えなどが完成する見込みです。
 また、本年度から立ち上げた安心安全プラスワン改良事業により、狭い道路にも緊急車両が入れるようにすることなどをはじめ、交通の安心安全や利便性の向上を図っており、通学路の交通対策についても、今年の6月補正予算で計上した安全対策工事を9月中にも完成させる予定であります。

 岡富古川地区の土地区画整理事業につきましては、現在、進捗率が84.6%となっておりますが、このたび、国の財政支援をさらに獲得し、それに伴う事業費の増額を本議会で提案させていただいているところであり、今後家屋移転を重点的に進め、令和5年度中の完成を目指して事業の早急な進捗を図ってまいります。

 水道事業につきましては、安全で強靭な水道施設の構築を図ることを目的に、国の財政支援制度を活用しながら、差木野地区、一ヶ岡地区や大貫地区等の老朽配水管等の更新を進めており、今後、三輪水源地新電気室内の電気・機械設備工事の発注を行い、施設の耐震化を図ります。
 また、天下地区に加圧ポンプ場を整備するとともに、北川町瀬口地区の水道未普及地区の解消に向けた整備を引き続き行います。

 下水道事業につきましては、富美山地区の雨水ポンプ場建設に係る用地補償について地域の方々との話し合いを進めるとともに、天下・西階地区の汚水幹線工事にも着手したところです。